いい経験をさせていただきました

私達は引っ越したばかりだったので、周りには知り合いがまだ少ない頃でした。そして、二人目の子供の出産を丁度控えていていました。母親には、忙しくて出産に来てもらえるのか分かりませんでした。

 

1人で全てをこなすのが大変になってきました。出産の少し前の頃、どうしても無理を言って少し遠くでしたが幼稚園に、長女は誰よりも早く幼稚園に通わせてもらいました。今思うと、私たちの無理をよく聞いてくれたなと思います。年少のクラスに入ったのですが、勿論、娘は他の子供達と比べると、頭一つ分小さかったです。その時、担当してもらった幼稚園の先生の事はいまでもよく覚えていて、時々思い出すことがあります。

 

娘は無我夢中で、周りの子に溶け込めるように頑張っていました。そんな娘をいつも支えてくれていました。幼稚園についてから、ずっと娘につきっきり、なにもかも初めての子に、沢山の事を教えてくれました。絵の具を使うこと、トイレに1人で入ること、人の話はしっかり聞くこと、挨拶をすること、踊りや、歌も覚えました。成長していく姿が頼もしかったです。

 

参観日に幼稚園に行った時に思ったことですが、一クラス25人の子供達を上手にまとめて、一人ひとりの子まで目が届いている事が凄いなと思いました。私が用事があって何度か幼稚園の電話したときですが、6時を過ぎても先生方はまだ幼稚園で作業をしているのです。

 

それから2年間、同じ幼稚園に通いました。その担任の先生とは縁があって、ずっと担任をしてもらいました。その後、引っ越すことになり、なくなく幼稚園を去る日がやってきました。

 

するとその先生が、娘に何かを手渡してくれました。あけてみると、娘が通い始めた日から、最近の写真まで娘の様子の写真を取ってくれていたのです。上手にアルバムに入っていて、全ての写真にコメントをしてくれていたのです。そして、子供の作った作品や、絵も上手にまとめてくれ、今でも娘の宝物になっています。幼稚園の先生が、娘にしてくれたことは、大きくて、本当に感謝の気持ちで一杯でした。先生は、ずっと小さいときから、知っているから、お別れがとても悲しいですと、涙を流してくれました。
幼稚園を去ってからも、先生とは繋がっていて、娘は漢字を覚えては、先生に手紙を書いています。今は、昔の面影がないほど、成長しています。でも、あの時は、一日一日の成長が面白くて、楽しくて、先生なしでは、なかったことだなと思います。